「会話ふきだし」アイコンをアニメーション化してみよう!
今回は、 WordPressテーマ「WING(AFFINGER5)」 のカスタマイズについての記事です。
【初級編】アフィンガー5 標準機能でアニメーション化
最近のブログ全般でお馴染みとなった「会話ふきだし」。アフィンガー5では、すごく簡単に作成できるので、よく使っています。
アニメーション機能まで付いているんです。AFFINGERの管理画面でチェックを入れるだけで、アニメーション付きにできちゃいますよ!
アニメーション機能をオンにする方法
管理画面の項目にチェックを入れるだけでOK!会話アイコン全てに、ぽよんぽよんと揺れるアニメーションが付きます。
アニメーション化の手順
AFFINGER5 管理 > 会話・ファビコン等 > 会話風アイコン > 「会話風アイコンを少し動かす」にチェックを入れる
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【上級編】アイコンごとに動きを変えてみよう!
会話アイコン全部が動いてしまうと、うるさく感じることもあるので、自分はこの機能は使っていません。が、個別にアニメーション化してみたい時もあるだろうな、と思い試してみました。
各アニメーションの動きと対応するタグ
まずは、こんなアニメーションができるってことで、見本の紹介です。(各アニメーションは、アフィンガー5の「記事作成パーツ確認用ダミーページ」にて確認しました。)
動き | 会話ふきだしアイコン | アニメーション化したい部分を囲むタグ |
45°揺れ | クマ わーいわーい! |
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ベル揺れ | クマ 寒っ…!! |
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横揺れ | ぽん イヤだイヤだ! |
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縦揺れ | ぽん 聞いて聞いて! |
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点滅 | クマ 影が薄い… |
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バウンド | ぽん がんばるぞ! |
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回転 | クマ 目が回る~! |
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ふわふわ | クマ おやすみなさーい |
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大小 | クマ やってもうた… |
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シェイク | ぽん これ買って~!! |
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シェイク(大) | ぽん えええ…っ |
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拡大(ゆれ) | クマ 何じゃこりゃー!! |
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過ぎる | ぽん 行ってきまーす |
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戻る | クマ それじゃまた! |
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バースト | ぽん うわーー |
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落ちる | クマ どよーん |
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表情と会話がアニメーションに合っていると良い感じ。たまに使うのは、効果的なんじゃないでしょうか。
個別にアニメーション化する方法
この方法で個別にアニメーション化した場合、おそらく会話アイコンの一括管理から外れてしまいます。(AFFINGER5管理画面でアイコンを変更しても、新しいものには置き換わらないです。)
ショートコード( [st-kaiwa1] [/st-kaiwa1] など)のままではアイコンにアニメーションを付けることができません。ショートコードで省略された部分を取り出す作業が必要です。
以下、ブラウザは Google Chrome を使って解説します。
step
1表示したい「会話ふきだし」を設置
表示したい「会話ふきだし」を設置して下書き保存、プレビューします。
step
2Google Chrome の検証(Developer Tools)を開く
表示された「会話ふきだし」のアイコンにポインタを当てた状態で右クリック。出てきたメニューの中の「検証」をクリックします。
step
3「会話ふきだし」のコードを探す
Chrome の Developer Tools が開きます。フォーカスされている部分(背景色が反転している部分)は、先程ポインタで指していたアイコン画像のコードです。
下記のような <img ~>
から始まる imgタグが反転していればOK。(LazyLoadなど遅延読み込みのプラグインを入れている場合は、もっと複雑なコードになります。)
<img src="https://labodamonde.com/wp-content/uploads/2018/11/2-bikkuri-1-e1543542235759.png" width="60px">
このimgタグを起点に、コードを1段ずつ上にさかのぼっていきましょう。2段上に st-kaiwa-box のクラスが付けられた divタグ があるはず。
<div class="st-kaiwa-box kaiwaicon● clearfix">
この <div class="st-kaiwa-box ~ >
から始まり </div>
で閉じるまでの内容が、一つの「会話ふきだし」を表すコードになります。参考までに、実際のコードを下記に貼っておきます。結構複雑な作りなんですね。
この部分を全てコピーすれば、ショートコードで省略されていた部分を抜き出すことができます。(上のコードはコピーしてもダメ。内容はサイトや会話アイコンによって異なるので。)
step
4「会話ふきだし」のコードをコピー
先程の <div class="st-kaiwa-box kaiwaicon● clearfix">
にポインタをあてた状態で右クリック。メニューから「Copy」、サブメニューから「Copy element」を選択します。これでコピー完了!
step
5テキストエディタにペースト
コピーしたコードをテキストエディタにペーストします。
上のコードをプレビューすると、同じ会話ふきだしが並びます。ここまでくれば、もう少し!
step
6imgタグをアニメーション化させる
2種類の方法を紹介します。 ビジュアルエディタで編集する方法 がより簡単。ビジュアルエディタがキライな方は、 テキストエディタで編集 していきます。
ビジュアルエディタ編
テキストエディタからビジュアルエディタへ切り替えると、会話ふきだし部分が下のように表示されます。後は、普段通りにスタイルを適用していく方法でOK。
手順
画像を選択 > スタイル > アニメーション > お好みのアニメーションを選択
プレビューしてアニメーション化できているか確認してみましょう。下の例は「シェイク(大)」を適用したものです。
文章を選択してアニメーションを適用すれば、吹きだし内の文章も動かせますよ!こんな感じ。
テキストエディタ編
テキストエディタのまま編集する方法はこちら。
imgタグ <img ~>
をアニメーション化させるためのタグで囲みます。タグは 上の表 で確認してみて。「シェイク(大)」を適応してみましょう。これに対応するタグは下記の通り。
<span class="st-shake st-animate"></span>
コードがごちゃごちゃしていて分かりづらいですが、下記のようにタグを追記してみて下さい。
修正前のコードを予備として複数ペーストしておくと、失敗した時にラクです。
文字を動かしたい場合はこちらの例をご参考に。
応用編
他の動きは 各アニメーションの動きと対応するタグ で確認して下さいね。アイコンと文章の両方を異なるアニメーションで動かしたりもできちゃいます。
よく使いそうな組み合わせは、プラグインを使ったり、functions.php を編集したりして、ボタン一つで呼び出せるようにしておくとラクですね!