去年から、ちょこちょこ耳に入っていた「3980円以上の購入で送料無料」という施策。店舗の反対を押し切って、マジで決行するらしい。
独占禁止法違反の疑いアリということで、公正取引委員会が、立ち入り検査に乗り出したとも伝えられていますが、どうなることやら。
※ この記事は、クマの素人的主観による内容となっています。
楽天、2020年3月18日より、3980円の購入で送料が無料になる…!
送料無料の施策の詳細については、下記サイト様をご覧ください。といっても、本家の公式サイトは全然詳しくないので、その他のサイト様をご参考に。
自分は、楽天にどっぷり浸かっている。楽天市場、楽天カード、楽天トラベル、楽天ペイ、楽天証券、楽天アフィリエイトなどなど。
しかし三木谷さん、今回の施策は全然応援できません!
三木谷社長の言い分に対して、モノ申す!
楽天がアマゾンに負けているのは次の理由があるとのこと。
- 送料があるので、購入を諦められている場合が多い
- 送料が分かりづらい
そりゃ、そうよ?
同じ金額で送料アリの店と送料ナシの店があるなら、当然ナシの店から購入しますよ。
だから「送料無料」にします??
あのね。
現在の状態でもね、商品の値段の比較だけでアマゾンに負けてるの。ほぼほぼ、負けてるの。だから楽天にどっぷり浸かっている自分でも、仕方なくアマゾンで買っているものが多いんです。送料の有無の比較をする前に。
それなのに、送料を 出店者の負担で 送料無料にするって???
もう一度言おう。
ド素人が考えても、無料の送料分が商品価格に上乗せされることが分かるよね。そしたら、ますます楽天で買えなくなるではないか。
だって送料は、無料じゃないもの。有料だもの。客が支払うべきものだもの。たくさん買ってくれたお客さんにサービスしてくれる場合もあるけど、強制的に出店者に負担させるものじゃない。
それにね。
今回の件で、「楽天は、出店者をいじめる悪いやつ」というイメージが付いてしまいました!
色々思い返してほしい。
以前、ブラック企業で有名になった「ワタミ」「すき家」「大戸屋」、、個人客相手の商売でブラック認定された企業は、ことごとく客離れが進む。
そんな企業、応援したくないもんね。
※ブラック企業にお勤めの ぽんさんには切実な問題である
体力のある出店者は残れるけど、今ギリギリのところで頑張っている出店者は、楽天を去るしかなくなる。
アマゾンにもないものが楽天にはあったりして、玉石混合だったのが楽天市場の面白さでした。それなのに、大手ばかりが残るなら、そういった面白さもなくなってしまうのではないのか。
私が愛用していた店が撤退したら、どうしてくれるんだ~!
やはり、今回の件は「楽天の終わりの始まり」にしか思えない。メリットなど一つも見えない。消費者にとっても。
スポンサードリンク
無料送料分の負担は楽天が負うべき
送料無料にこだわるなら、その負担は、出店者ではなく楽天が負うべき。それでこそ、アマゾンと対等に戦えるのではなかろうか。
出店者に強要しても大丈夫だと判断しているんだから、自分だって余裕で支払えるよね?楽天さん。
それができないなら、送料無料は止めるべき。送料を出店者に負担させたら、アマゾンとの格差が開く一方である。
今後の予想
楽天が「送料無料」を強行したらどうなるか、考えてみた。
まずは、楽天市場の動き。
- 送料無料になるので、最初は売上増えるかも?
- 商品が売れても、薄利過ぎて出店者が儲からない
- 商品の値段が高くなる
- 商品売れない
- 出店者が次々と撤退
- 「楽天離れ」がヤフーのトップニュースに!(ヤフー、ウキウキ)
- 商品も減り、楽天市場の魅力がダウン
- 楽天市場、停滞
自分の動き。
- 商品が高いので、楽天市場で買い物しなくなる
- ポイントが貯まりづらい
- たまにブックスとトラベルは使う
- 貯まったポイントは、ファミマで使う
- 次第に楽天カードのメリットが薄れる
- 楽天カードをやめて、アマゾンのカードに切り替えるかも?
- 残ったのは、楽天証券だけ
自分、本当に楽天には頑張ってほしいんですよ。だから辛辣な事、いっぱい書きました。
三木谷さんは、今回の問題について「一部の出店者が騒いでる」だなんて、仰ったようですが、騒いでいるのは出店者だけじゃありません。一消費者の自分も大騒ぎしております!!
それと、声を上げているのが一部でも、同じ思いの方がそれだけとは限りませんから。
沈黙している方々が、一番コワいんですよ…??
というわけで!
公取委、がんばってくれー!!