この記事は、株の素人がセオリーや経験則に基づいて書いたものです。質問されても返答できません。投資は自己責任で!掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任は負えません。
2020年3月、コロナショックでアメリカ株も日本株も、みんな軒並み大幅ダウンしてます…!!
コロナショック到来の今こそ、投資を始めてみよう!
自分は投資経験が20年以上ありますが、株の素人です。素人が、こんな記事を書いて良いものか正直悩みます。
しかし、投資を始めようか迷っている方がいたら背中を押してあげたい。やるからには、なるべくリスクを軽減して欲しい。という気持ちから書いてみました。
いきなり結論
まず、どんな方法で何に投資をすればよいか、先に書いちゃいますね。
今から「米国のインデックスファンド」を長期間、毎月自動積立でコツコツ買うのが良いんじゃないでしょうか。マイナスになってもプラスになっても、基本放ったらかし!
今から投資するならコレが一番安全で利益が出やすいと思われます。何故なのか、下に理由を書いていきます。
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投資を始めるのは今だ!
現在、投資に全く手を出していないなら、ものすごくチャンスですよ!
とは言っても、急角度でゴリゴリと下がっている今、買付するには時期尚早。相場の格言に、こんなのがある。
「落ちてくるナイフはつかむな!!」
口座だけ作って、機会を淡々と待つべし。
現在のような急激な株価の下げは止まっても、その後もガタガタと転がるように下降していく可能性は、かなりあると思います。
今回のコロナ問題は、経済にどれほど深刻な影響をもたらすのか、全然分かりません。有効な薬が出てくれば、すぐに値を戻すかもしれないし、世界恐慌レベルになるかもしれないし…。
もし、株式の個別銘柄やETFを購入するなら、しばらく様子見が必要。最低でも、コロナ問題が収束して、株価が上昇し始めるまでは待ちたい。自分だったら VIX(恐怖指数)が 20 程度まで落ちなきゃ買わないかも。(←あくまでも個人的な考え)
ただし、長期で積立投資をする場合は、待つ必要はない。すぐ買っても問題ナシ。その理由は後程。
株の個別銘柄はオススメしない
ディズニーランド好きなら「オリエンタルランド」、新幹線をよく使うなら「JR」などなど、優待券狙いの方もいらっしゃるかと思います。しかし経験上、初心者に個別銘柄はオススメしません。
ドカーンと儲かるのも、紙くずとなって散るのも個別銘柄
自分の投資の経験の中で、買った個別銘柄には、紙くずとなった株もあるし、5倍以上に成長してくれた株もあります。
超優良企業と言われている会社が粉飾決算をしていたり、不祥事を起こしたり、いろいろありすぎてもう…。公開されているデータをキッチリと分析できたとしても、そこから読み取れないリスクもあるんです。
自分は運良く一つの個別銘柄が大ヒットしたお陰でプラスにはなっているものの、現在は個別銘柄を購入しようとは思いません。コワイので。ようやく辿り着いたのはインデックス投資です。
初心者にオススメ!インデックス投資
【インデックス投資とは】日経平均やTOPIX、ダウ平均、S&P500などの株価指数に連動する投信やETFに投資すること
ファンドを通して、たくさんの企業に少しずつ分散して投資する形になります。これで、不祥事、業績悪化、粉飾決算などの「個別銘柄リスク」とおさらば!
それに、投資信託は「毎月決められた日にち・金額で自動で買い付けることができる」んです。何も考えずに放置でOK。積み立ての定期預金感覚ですね。コツコツ自動で買い増ししてくれる。
買い忘れることがなく「楽ちん」というメリットがあるのですが、それ以上に ドルコスト平均法 のメリットが大きい。
同じ金額で単価の異なるものを購入すれば、購入できる量が変わってきます。安い時はたくさん購入でき、高い時は少ししか買えない。そのため、平均取得単価を下げることができるんですね。
「ドルコスト平均法」についての詳細は、ここでは省略します。詳細は下記サイト様の記事でご確認下さい。
いつ始めてもOK!放ったらかしが基本
先程「落ちてくるナイフはつかむな!!」の話をした時に「長期で積立投資をする場合は、そんな状態で買付しても問題ナシ。」と書きましたが、理由は「ドルコスト平均法」にあります。
そもそも、何も考えずに定期的に購入していくのが長期積立投資のやり方。マイナスになってもプラスになっても、放ったらかしが基本 なので、買付開始のタイミングを選ぶ必要はありません。買付日も証券会社によって決められていますし、初めての買付も「積立設定」してからおおよそ1ヶ月くらい後のことが多いので、開始タイミングを選ぶ意味はあまりないんですよね。
また、急激に株価が変動している時に数回購入したとしても、「ドルコスト平均法」によって取得単価が平均化されていくので大した問題じゃないんです。
長期積立投資でリスク分散
長期間投資すればするほど、前出の「ドルコスト平均法」の効果が効いてきます。
正直、10年でも短いんじゃないでしょうか。例えば、今までの中で一番最悪な時期、バブル崩壊後の動き。
バブル崩壊直前から30年チャート
日経平均株価は、バブル崩壊後10年以上は右肩下がりになってしまっています。この期間に投資していても、さすがに利益はでないでしょう。20年でもダメかも。
しかし30年の場合は?
しかし。シミュレーションでは意外な結果に!
下のサイトさんが検証して下さっているのですが、30年投資し続けていれば バブル崩壊直前から投資を始めても、30%以上もプラスになっているんです。
実は、これを教えてくれたのは、ぽんさんであります。上の会話では、このブログでのキャラ的に「投資なんて分からない風」を装っていますけども。
なお正直言ってしまうと、高齢者には向いていない投資方法ということになります。若者こそ実践して欲しい!
何に投資する?最初の選択が分かれ道
ドルコスト平均法で最大の恩恵を受けるためには、長期投資が必須。途中で、購入する投資信託の種類を変更したり、売ったりするのは、なるべく避けたい。(そう言いつつ、今までの自分はできていなかったけど)
何十年も買い続けられる安心感のある投資信託の銘柄って何でしょう??
アメリカのインデックスファンドが無難
世界No.1の経済大国「アメリカ」に投資するのが安心感あります。今後も。(もちろんリスクもあるし、将来的にはアメリカは中国に追い越される予測が出ていますが、それでもやはりアメリカが無難かと。)
現在、世界の市場は、アメリカ市場に連動してしまいます。アメリカが大きく下げれば、ほぼどこも下げ。どうせ巻き込まれるなら、親分アメリカに投資する方が確実。巻き込まれるだけ巻き込まれて、株価がなかなか戻らない市場もありますし。
主な指数としては、NYダウ、S&Pなど。どんな投資信託があるか、下のリンク、楽天証券の「投信スーパーサーチ」で見てましょう。(←楽天証券、非常にオススメなんです。)
左側の「投信を探す」メニューから絞り込みます。下記項目にチェックを入れてから「この条件で検索」ボタンをポチっとしてみて。
- つみたてNISA買付可能 → 「対象」
- ファンドタイプ → 「インデックス型」
- 地域 → 「米国」
これだけで、かなり絞られます。2020年3月現在、5銘柄しか表示されません。
「つみたてNISA」の対象となる投資信託は、手数料が安いこと、安定していること、リスクが分散されていること等々、スクリーニングにかけられたうえで選ばれた銘柄だからです。
ここから選べば、不勉強でもリスクの高い銘柄を掴んでしまうことはありません。あとは、指標を「NYダウ(ダウ工業株30種平均)」または「S&P500(アメリカ版の日経225みたいなもの)」にするか決めればOK。似た内容のもの同士を比較するなら、手数料が安いものが良いでしょう。
「NYダウ」と「S&P500」の細かい違いは、下のリンク先で読むことができます。
自分が「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選んだ理由はコレ!
- NYダウの構成が30銘柄のみしかないのでダウは却下(S&P500 は500銘柄もある)
- 手数料が一番安い
- 投資の神様、バフェットが「素人は S&P500 を買っておけ」と言っている
米国株インデックスファンド(楽天証券より抜粋)
日経225(日本株)じゃだめなの?
なんて言い切ることはできませんが、少なくとも自分の中では「ナシ」です。
日本は、人口減、少子高齢化問題と経済的に良い材料が見当たらないんですよね。現在も、増税後で消費が減っているところに、追い打ちをかけるようにコロナ問題が発生。経済、冷えっ冷え。頼みのオリンピックも開催できるかどうか。コロナ問題が解決したとして、アメリカが回復できても、日本はどうなんでしょうね。
あとね。日本の政治、大企業を見ていると、どんどん世界から遅れていく未来しか見えないんですよ。
日本株インデックスファンド(楽天証券より抜粋)
全世界を対象にするのもアリ
このブログを含め、アメリカの「S&P500」をプッシュしているブログ記事は少なくありません。それは、過去の実績で効率良くリターンを上げているからなんですね。ただ、このコロナショックの後、世界恐慌などにでもなれば、今までと同じ強いアメリカ経済が続くのかは分かりません。中国との覇権争いもあり、しかも負けるのは時間の問題です。
それらのリスクを分散させたいのなら、先進国、新興国を全て含めた「全世界」を対象としたインデックスファンドもあります。ただ何故か「日本株は除く」となっているものがあるので、日本にも投資したい方は内容をよく確認してください。
全世界インデックスファンド(楽天証券より抜粋)
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証券会社は「楽天証券」がオススメ
もし、投資を始めるとするならどこの証券会社が良いのか?
その理由は…
- 扱っている銘柄が多い
- 手数料が安い
- 楽天ポイントが貯まる&使える
「楽天カード」を既に持っているなら、「楽天証券」一択!
投資信託の積み立てる際、支払いを「楽天カード払い」にすると、100円の買付につき1ポイント貰えるのは非常にデカい(上限アリ。月 50,000円/500ポイント)。買付するだけで1%の利益が出るんですよ。さらに、そのポイントを積立投資の資金として利用できちゃうのがスゴイ!
ポイント関連の詳細は、下記ページにてご確認ください。
というわけで、投資をしてみようと気になっている方、ぜひ検討してみて下さいね!また、今回は触れませんでしたが、「つみたてNISA」を今から始めるのも、もちろんオススメ。ただし、デメリットも少しあるので、その辺は理解しておかなきゃなりません。
楽天証券で口座開設するけど、楽天カードを持っていない方は、カードも検討してみて!